-
式内社(名神大社) 官幣大社-別表神社(現在) 大和国一宮 二十二社
主祭神・大物主大神 配神・大己貴神 少彦名神
地図(google map)
-
神武東征以前より先住豪族の磯城彦が崇敬し、磐座祭祀が営まれた。
三輪山を神体山とし、本殿を持たない古神道の形態を残す。
-
(紀・神代上)大己貴命謂少彦名命曰「吾等所造之國、豈謂善成之乎。」少彦名命對曰「或有所成、或有不成」是談也、蓋有幽深之到焉。其後、少彦名命、行至熊野之御崎、遂適於常世郷矣。
-
大己貴神曰「唯然。廼知汝是吾之幸魂奇魂。今欲何處住耶。」對曰「吾欲住於日本國之三諸山。」故、即營宮彼處、使就而居、此大三輪之神也。
-
此神之子、即甘茂君等・大三輪君等・又姫蹈鞴五十鈴媛命。又曰、事代主神、化爲八尋熊鰐、通三嶋溝杭姫・或云玉櫛姫而生兒、姫蹈鞴五十鈴媛命。是爲神日本磐余彦火火出見天皇之后也
-
「幸魂奇魂」とは「一霊四魂」と言う日本の思想(心は天と繋がる一霊「直霊」と4つの魂からなる)の中にあり、荒魂(勇)・和魂(親)・幸魂(愛)・奇魂(智)を直霊がコントロールする。
-
崇神天皇5年から続いた疫病は、物部連の祖伊香色雄に命じ、磯城彦後裔で三輪氏の祖、茅渟縣陶邑の大田田根子に大物主神を祀らせることで終焉した。
-
能「三輪」…思えば伊勢と三輪の神、一体分身の御事今さらなにと岩倉(磐座)や、その関の戸の夜も明け、かくありがたき夢の告げ、覚むるや名残なるらん
-
6世紀仏教伝来以降、三宗教(天照大神・大物主神・仏教)を「和をもって尊し」の国は『本地垂迹思想』を生み出す事によって一体化を試みていく。
-