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垂仁天皇の皇后。先の皇后狭穂姫命が薨じた後、遺志により丹波の国から後宮に迎えられる。
垂仁天皇32年の葬儀に際し野見宿禰が進言した埴輪を初めて埋葬し、以後踏襲された。
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埴輪が作られたのは日葉酢媛命が薨4年前、垂仁天皇の叔父にあたる倭彦命の葬儀に際し殉死した者たちの呻き声が数日間続いた様子に天皇が以後殉死を禁じた背景が有る
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佐紀陵山古墳と呼ばれ、大正時代に起きた盗掘事件に際し大規模な調査が実施されている
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佐紀盾列古墳群に属し、近くには13代成務天皇陵・46.48代孝謙.称徳天皇・神功皇后等の陵が有る、宝来山古墳(垂仁天皇陵)もこの古墳群に含まれる場合もある。
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伊奈波神社(岐阜県)祭神・五十瓊敷入彦命は日葉酢媛命の長男で、摂社に日葉酢媛命を祀る峯本宮がある。現在は山中に鎮座するが古くは稲葉山山頂に祀られていたものを斉藤道三が城壘修築の際に遷した。
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日葉酢媛命の娘である倭姫命は豐鍬入姫命の跡を継ぎ、天照大神の御杖代として諸国を回り伊勢に入り初代斎宮となる。また甥にあたる日本武尊に草薙の剣を与えている