6代・孝安天皇
六代/孝 安(こうあん)天 皇 陵
和風諡号/日本足彦国押人天皇 やまとたらしひこくにおしひとのすめらみこと
在位年/紀元前三九一〜前二九一
陵形/円丘
皇居/室秋津嶋宮
所在地 玉手丘上陵 奈良県御所市大字玉手
最寄駅 JR和歌山線「玉手」から徒歩約四分
孝昭天皇の第二皇子。母は皇后で尾張連祖の瀛津世襲(奥津余曽)の妹の世襲足媛尊。同母兄に和珥臣祖の天足彦国押人命(あめたらしひこくにおしひとのみこと、天押帯日子命)がいる。父帝が崩御した翌年の1月に即位。即位2年、室秋津島宮(むろのあきつしまのみや)に都を移す。先帝の都からさほど離れていない。即位26年、天足彦国押人命の娘の押媛を皇后として大日本根子彦太瓊尊(後の孝霊天皇)らを得た。即位102年、崩御。
即位後の事績は『日本書紀』・『古事記』とも記載がなく欠史八代の1人に数えられる。